Chair Map! ココナッツ@丸の内ビルディング

2020年1月13日Chair Map, インテリア, 家具, 建築

こんにちは、

本記事にてChair Mapなるものを作成しました。

「何それ」って方は是非下記の記事もご覧下さい!

Chair Map! エピローグ

 

今回Chair Mapに載せたいのは、

ココナッツチェア

という、南国感漂うゆったりした名前の椅子です。

 

 

 

 

作者はジョージ・ネルソンというデザイナーです。

この人、他にも多くの椅子や時計のデザインを手掛けたので、

その界隈では超スゴくて有名人なんですよ!

今後このChair Mapでは、彼の他の椅子も取り上げていこうかと思ってます。

 

さて、ココナッツチェアは1955年に発表されており、

当初アメリカのハーマン・ミラーという家具メーカーから出されていたのですが、

1978年に販売終了しています。

その後、1988年からスイスのヴィトラという家具メーカーから復刻版が販売されるようになりましたが、

気づけばまたハーマン・ミラーから販売されています。

(この辺りを調べてみたのですが、よくわかりませんでした。)

昔は座面全体がファブリックで作られていたようですが、

今の復刻版は本革(多分)で従来よりも耐久性が上がっているようです。

 

この名前の通り可愛らしい見た目のココナッツチェアですが、

実は、JR東京駅丸の内側から出てすぐのところに、

丸の内ビルディング(通用:丸ビル)という商業施設がありますが、

そこでいつでも自由に出会うことができます!

 

丸ビルの設計は三菱地所設計で、お上品でお洒落な外観が特徴です。

1階に大きなエントランスホールがありまして、

そこから見上げた吹き抜け2階部分(実際の階は3階)の窓周辺にいくつか点在しております。

下の拙いスケッチを見たらイメージしやすいでしょうか。

 

 

 

さて、このココナッツチェアは

「Chair Mapを作ってみようかな」

と私が思い至ったきっかけの椅子でもあります。

 

過去友人との会話で、

 

友人「今度椅子を買うんだけど、どんな椅子が良いと思う?」

私 「用途に適した前提で、見た目と座り心地が良いやつじゃない?」

座り心地は重要やし、家具屋とか公共エリアに座りに行けば?」

友人「公共エリアの椅子で自宅用ってあるの?例えば?」

私 「んーーー、東京駅前の丸ビル吹き抜けエントランス2階に行くと、

休憩スペースがあるのわかる?

そこにココナッツとアカプルコって椅子があるよ。

両方ともネットで普通に買えるで。」

友人「椅子情報の抑え方やばない?」

私 「え?」

 

ってなことがありまして、どこでどんな椅子を見たのか、

どうやら自然と記憶していることに実はこの時初めて気づいた次第です。

 

そんなわけでChair Map初回は、

個人的に見た目も座り心地も好みなココナッツを選ぶことにしました。

なお、アカプルコもいずれかの回で話題にしたいと思います。

 

改めてココナッツチェアに関して記載しますと、

脚は安定性が高くなるよう3本あり、

座面の重々しい雰囲気に反して細いクロムメッキの脚なので浮遊感があります。

個人的にはスタイリッシュな印象を受けました。

 

正面から見ると黒色なのでわかりませんが、意外と腰深く座れるので、

仕事終わりのビジネスマンや買い物疲れのお姉さん達の良い回復ポイントです。

一度座るとなかなか立ち上がれません。

 

私はその座り心地を存分に堪能したかったので、

一人で丸ビルにやってきて楽しんでおりました。

 

さらに、丸ビルの吹き抜けエリアは何かしらのイベントをやっていたりするので、

この椅子に座りながら鑑賞できます。

 

以上、ディテールはこんなもんですかね。

ココナッツチェアは正規品が桁間違ってるんちゃうかって値段ですけど、

リプロダクト品も結構なお値段です。

是非丸の内にお越しの際は座って堪能してもらえると嬉しいです。

 

【正規品】

【ポイント5倍!】HermanMiller(ハーマンミラー)「Nelson Coconut Chair」

価格:1,082,400円
(2020/1/4 20:11時点)
感想(0件)

 

【リプロダクト品】

ジョージ・ネルソンデザイン ココナッツチェア

価格:88,000円
(2020/1/4 20:08時点)
感想(0件)


今後もこういった形で、取り上げた椅子のトリビアを交えながら

Chair Mapを作成していきますので宜しくお願いします。

 

 

それではまた。