Chair Map! パントン@明治安田生命ビル

Chair Map, インテリア, 家具, 建築

こんにちは、

本記事でもChair Mapなるものを作成しましたので、是非見て下さい!

「何それ?」って方は是非下記の記事もご覧下さい!

Chair Map! エピローグ

 

今回Chair Mapに載せたいのは、

パントンチェア

という、名前からじゃ形を想像できない系の椅子です。

そしてその椅子がこちら、

 

 

 

 

作者はヴァ―ナー・パントンというデンマーク出身の建築家または芸術家です。

 

ご存知、デンマークはノルウェーやフィンランドと同様に”北欧”に位置する国なので、

このパントンチェアも昨今人気の北欧家具の一員です。

が、ちょっと他の北欧家具とは雰囲気が違うように見えます。

まあこれもパントンの持つ造形センスなんですけでね。

 

本当は、

「他の北欧家具とは雰囲気が違うのに、パントンチェアも正真正銘北欧デザインだ!」

って理由エピソードを書きたいのですが、

 

◆ジグザグチェア

◆アントチェア

 

という椅子を見つけてマップに落とすまでは、

長くなるので取っておこうかと思います。

 

さて、このパントンチェアは1958年から製作が開始され、試行錯誤の結果、

1967年にようやく製品化を迎えます。

もうパントン肝いりでデザインされた椅子です。

 

なんといってもフォルム鮮やかな色が特徴的で、

”背面・座面・脚部全てが同一素材で完全に一体”

という、当時としてはとんでもない椅子でした。

素材は当初”FRP(ガラス繊維強化プラスチック)”で作られていましたが、

1999年から環境へ配慮し、”ポリプロピレン”をメインに使用しております。

なので”FRP製はクラシックタイプ”等と呼ばれています。

 

見た目もどこか妖艶な女性の姿っぽくて、

当時の人には何か未来を予感させるような椅子でもあったことでしょう。

 

このパントンチェアですが、JR東京駅丸の内側から出てすぐのところにある、

丸の内MY PLAZA(明治安田生命ビル)のエントランスに設置してあります。

ぶっちゃけただのオフィスビルですが、

1階~3階が店舗・地下階が飲食店なので、だれでも自由に入れます。

 

丸の内にあるビルなので、やはりこのビルの設計も三菱地所設計です。

外観も内観もすっきりしてカッコいいです。

エントランスイメージは下のスケッチみたいな感じで、

正面ゲートから入ってすぐ左隅にテーブルと一緒に置いてあります。

 

 

スケッチは慣れてないので線がガタガタですね、、、

次回はスケール使ってちゃんと書きます。

絵にもあるように、代表色のだけでなく、紺、白、黄色が設置してあります。

(後から気づいたのですが、スケッチに黄色の椅子を書き忘れてました。)

 

この時、早く座りたかったのに4人のオッサンが占拠しておりましたので、

その人たちが移動するまで遠目に監視し、空いたら小走りで座りにいったのですが、

もう完全に不審者だったと思われます。

 

念願叶ってようやく座れたこともあり、とても良い座り心地でした。

お尻にしっかりフィットする上、

背面のわずかな反りのおかげで長時間座っても疲れにくい仕様です。

 

ただ、素材がプラスチック系だったのと、

変わった脚部の作りなのとで、捻じれ方向の力に弱いのかな?と感じました。

腰をツイストしまくると恐らく塑性変形(元に戻らない変形)します。

 

裏もチェックするとスイスの家具メーカー・Vitra社のロゴがあったので、

正真正銘の正規品でした。

IKEAと比べてまあまあな値段する椅子なので、無理なツイストは絶対ダメです。

 

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現在も人気が高いパントンチェアは正規品だけでなく、

お手頃に購入できるリプロダクト品もあるので、

自宅を彩るインテリアとしてお薦めです。

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以上、今回はこの辺で。

次回もChair Mapを見て頂けると嬉しいです。

それではまた。