Chair Map! Yチェア＠ボルボスタジオ青山
こんにちは、
本記事でもChair Mapなるものを作成しましたので、是非見て下さい！
「何それ？」って方は是非下記の記事もご覧下さい！
今回Chair Mapに載せたいのは、
Yチェア
という椅子です。
こいつはかなり有名で、色んなところで見かけるからご存知の方も多いのではないでしょうか。
作者はデンマーク出身の椅子界のレジェンド、
ハンス・J・ウェグナー
です。
この方は生涯にわたり500種類以上の椅子を生み出しましたが、どれも機能・強度・美しさにすぐれており、
北欧デザイン界にとどまらず、世界に衝撃を与えまくりの家具デザイナーでした。
その多くが1900年代半ばに生まれているにも関わらず、現代でも通じるデザインです。
センス良きものは何年経っても色褪せず残るもんだなあ、と毎度出会う度にしみじみ思っております。
中でもこのYチェアは世界で最も売れた椅子の一つとも言われております。
ちなみにウェグナー作品で他に有名なものだと、
ジョン・F・ケネディが米大統領選のテレビ討論の際に座っていたことでも有名な
”the chair”
というイカした名前の椅子。
体に負担がかからないため年老いて介護施設に入てっも持ち込む価値があると言われる
“bear chair”
という熊みたいな見た目の椅子などなど、、、
傑作はたーくさんあります。
どれもこれもカッコいいので、是非このChair Mapでも取り上げることができればと考えております。
気になる方は自分でも調べてみて下さい！
さて、Yチェアに話を戻しますと、座面が籐製で温かみと程よい反発があり、
背もたれのフレームも丸みを帯びており、とても座り心地が良い一級品です。
背面のところに支柱があるのがわかるかと思いますが、そこの形がY字になっているためYチェアと言われてますが、
正式には ”CH-24” と言います。
さらにこいつの魅力の一つとして、座面の籐が擦り切れてきたら張替が可能という点です。
もちろん元々の耐久性は高いので早々切れることはありませんが、長く使用されること前提で作られています。
今回このYチェアは東京青山にある ”ボルボスタジオ青山” で見つけました。
もちろんボルボとはあの車のボルボのことです。
この施設、スウェーデンの文化とボルボの哲学を広く伝える役割を持っているらしく、ボルボのブランド発信基地だとか。
店内はスウェーデンのカフェ文化（FIKAというそうです。）が体験できるカフェとバーがありまして、もちろん車両の販売も行っています。
基幹ビルは別の設計事務所だと思いますが、この店舗設計は
アーバンスクエアという自動車ショールームをメインで手掛けている設計事務所によるものです。
調べてみると、比較的新しくかなり面白そうな事務所でした。
ところで、現在Yチェアは残念ながらリプロダクト品が存在しません。
デンマークの家具メーカー・CARL HANSEN & SONから各代理店を通した販売のみとなっております。
代理店は、例えばACTUS、コンランショップ、大塚家具とかいった日本のインテリアショップです。
正直、めちゃくちゃ高額商品でして、一脚9万~12万くらいします。
（色や取扱店によって価格に大きな差があるようです。）
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価格:88,825円 |
ただ、調べてみると限りなくYチェアに近いものは存在するようなので、
正規品は厳しいからこれでもいいか！って方は以下の椅子でも良いかもしれません。
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デザイナーズ家具リプロダクト ジェネリック ダイニングチェア 北欧 ハンス・J・ウェグナー リプロダクト ワイエーチェア ベージュペーパーコード[送料無料] 価格:29,800円 |
以上、本日はこの辺りで。
それではまた次回お会いしましょう！
P.S.早く自粛解禁されるといいですね。
