Chair Map! プラットナーチェア@Remadesio Showroom by ESTILE
こんにちは、
本記事でもChair Mapなるものを作成しましたので、是非見て下さい!
「何それ?」って方は是非下記の記事もご覧下さい!
今回Chair Mapに載せたいのは、
プラットナーチェア
という椅子です。
作者はウォーレン・プラットナーというアメリカの建築家で、1966年にアメリカの高級家具メーカーKnoll(ノル)社から発表されました。
正式名称はModel No.1725 Aと言いますが、作者の名前をとってプラットナーチェアと呼ばれることの方が圧倒的に多いです。
この椅子の特徴は独特のワイヤー構造ですが、実は日本の竹細工がヒントになっているそうですよ。
海外のデザイン関係ってちょいちょい日本の伝統工芸品がヒントになったものが出てきますが、日本人としてなんだか少し誇らしいです。
お前全然関係ないやん、って話ですけどね。
まあそう言わず、竹をワイヤーに置き換えることで繊細さは失わないで丈夫でしっかりした印象になっていると私は感じました。
欧米の方では見た目が鳥かごのようなので「鳥かごチェア」と呼んだりもするそうです。
プラットナー自身は、椅子以外にもワシントンDCダレス空港、リンカーンセンター、イェエール大学のデザインにも携わっています。
余談ですが、ダレス空港のメインアーキテクトはプラットナーではなくエーロ・サーリネンという米国を代表する建築家でして、
プラットナーはこの空港の仕事を機にサーリネンの事務所で働くことになります。
サーリネン???って誰?って人もいるかと思いますが、この方についてはチューリップチェアという椅子の回の時に掘り下げて語りたいと思います。
話は戻って、このプラットナーチェアを見つけた場所は東京青山のRemadesio ショールームです。
正確にはRemadesioの家具を仕入れて取り扱うESTILEという会社によって展開されているショールームです。
前回紹介したYチェアのボルボショールームのご近所さんですね!
Remadesioはイタリアの老舗高級家具メーカーでしてお店の構えも非常に可愛らしい建物です。
このビルの設計者を調べましたが残念ながら不明でした。
ただ、多分ESTILEは建築設計部隊を抱えているので自社設計ではないかと思ってます。
道路の反対側から見たRemadesioの様子はこんな感じです。
今回この青山で見つけましたが、過去中国蘇州のマリオットホテルへ行った際に1階ラウンジで見かけたこともあります。
下はその時撮った写真ですが、かなりギラギラした感じのラウンジですね!
日本の竹細工がヒントだけれども「和」より断然「洋」の方があってます。
さて、今回紹介した椅子はこのショールームで購入できるのかと思いきや、ホームページ上は取りあつかいを行っておりません。
(多分直接店に行けば購入できると思いますが。)
ネットだと添付URLのルートでも購入できそうです。
価格:102,400円 |
リプロダクト品もまだでていないようなのでかなりの高額商品です。
シートもファブリックや革があるので、シーンに沿った素材を選べるといいですね!
本日はここまで、それではまた次回も宜しくどうぞ。
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